2026/05/29
酷暑を乗り切る!熱中症に役立つ漢方
今年の夏までに「エルニーニョ現象」が発生する可能性が90%と気象庁が発表しました。
エルニーニョ現象とは、中央太平洋赤道付近から南米ペルー沖にかけて、
海面水温が平年に比べ2℃以上高い状態が1年程度続く現象です。
エルニーニョ現象が発生すると、
今までは梅雨の長期化、大雨・水害、日照不足による冷夏などが発生しやすくなるのですが、
近年は温暖化や他の気象条件が重なり、
今までとは違った極端な現象が起きているようです。
直近のエルニーニョが発生したのは2023年。
この年は6~7月にかけて梅雨前線の活動が活発化し、
九州から東北にかけて各地で線状降水帯が多発して、
河川の氾濫や土砂災害が起きました。
一方、エルニーニョだと本来は冷夏になりやすいのに、
この年は逆に観測史上最高の災害級の猛暑となり、
冬も記録的な暖冬になるなど極端な異常気象になりました。
それに今年は南米ペルー沖の海面水温が4℃ほど高くなる可能性も指摘されていて、
スーパーエルニーニョとかメガエルニーニョなんて呼び方も飛び出す始末。
気象庁も「2026年の夏は全国的に平年よりも気温が高くなる」と予想しています。
すでに4月から気温は高い傾向にあり、
5月なのに30℃を超える異例の暑さもあります。
予報に反して、大したことなければよいのですが、
本格的に梅雨や台風、暑さがはじまる前に、
備えられるものは準備していかれるといいかもしれませんね。
身体的には、きつい暑さは熱中症や夏バテ、だるさ、食欲不振などを起こします。
中でも命にかかわってくるのが熱中症。
中医学的には、汗をたくさんかくと一緒に氣(体のエネルギー)と
津液(体の潤い・余分な熱を冷ます力)が出ていってしまい、
熱中症になると考えます。
ただ、熱中症はたくさん汗をかいた時にだけなるわけではなく、
筋肉量や体の潤いが少ない方や高齢者は、
汗をたくさんかいていなくても熱中症になるリスクがあります。
それに約6割は室内で起きているデータもあるので、
寝ている時なども注意してくださいね。
熱中症の予防には室温管理、日よけ、こまめな水分補給などがありますが、
予防と治療補助に氣と津液を補う生脈散が大変役立ちます。
暑くなるこれからの季節、
外仕事や遊びに出かける時、
お庭の草引き、
子どもの部活の応援に行くなど外出の際にはもちろん、
寝ている間の熱中症予防のために就寝前に1包飲んでおくことをおすすめします。

前の記事 : 逆流性食道炎でお困りの方に
次の記事 :



