2025/07/22
大暑の過ごし方
二十四節気の十二番目、
一年で一番暑さが厳しく感じられる「大暑(たいしょ)」が
7/22から立秋の8/7までの期間です。
今日も本当に暑くなっていますね。
この大暑の時期は「夏の土用」とも重なっています。
土用は立春、立夏、立秋、立冬の直前約18日間をいい、
季節の変わり目で体調を崩しやすいこともあるので、
心と体の養生を心がけてくださいね。
土用というと
「土用の丑=うなぎ」がすぐに思い浮かびます。
この夏の土用の丑の日は7/19と7/31の2日間。
うなぎは氣、血を補い精のつく食べ物なので
夏バテ対策などにも理にかなっているのですが、
実はうなぎの旬は秋から冬にかけてなんです。
土用の丑の日にうなぎを食べる風習は、
江戸時代中期の平賀源内が、
夏に売上が伸びないといううなぎ屋からの相談を受け、
「本日丑の日」と張り紙をするよう提案し、
そこからそのうなぎ屋が大繁盛しました。
周りのうなぎ屋もこれを真似したことで、
この風習が現代まで続くようになったという話があります。
もともとは「う」の付く食べ物を食べるということだったらしいですよ。
それはさておき、
いくら精のつくうなぎを食べても胃腸の働きが弱っていては、
消化吸収がうまくいかず、
エネルギーに変えることはできません。
特に冷たい飲食や
エアコンで冷やし過ぎ、
湯船につからずシャワーで済ませる、
夜更かしなどは、
胃腸、消化器系が弱る原因になります。
もし胃腸が弱っているなと感じたら
がんばってうなぎを食べるよりも、
温かくて消化に良い「うどん」もいいかもですね。
漢方ではササパワーや参楂神、
香砂六君子湯、加味平胃散などがお役に立ちます。
まだまだ夏本番はこれから!
元氣にお過ごしくださいませ。
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