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2025/01/18

腰痛の漢方

 

腰痛に使用する漢方薬は、

八味地黄丸や牛車腎気丸、五積散、疎経活血湯など

いろいろありますが、

中でもおすすめすることが多い

独活寄生丸(どっかつきせいがん)をご紹介します。

 

独活寄生丸は一般的に

高齢者や虚弱者の腰痛のファーストチョイスと言われることもあり、

冷えや湿気が体内に入り込み

腰や足などに痛みやしびれが現れる

寒湿痺(かんしっぴ)を呈する腰痛が目標になります。

 

特長としては

肝、腎を補うことで、筋、骨を強くする

補肝腎強筋骨の働きがあるため、

圧迫骨折が原因の腰痛の改善に大変喜んでいただけています。

また、補気補血作用(気、血を補う)のある生薬も

バランスよく配合されているため体も栄養しますので、

続けていくうちに元気になった、

疲れにくくなった、

以前よりもよく動けるようになったという方もおられます。

 

圧迫骨折は骨粗鬆症など骨が弱くなることが原因となるため

骨粗鬆症の方の予防対策としても

カルシウム剤や他の漢方薬などと一緒におすすめできます。

 

不思議なことに、

圧迫骨折は患部はほとんど痛みがなく、

次第に始まる遊走痛やしびれの原因とは気づかない人がいらっしゃいます。

徐々に背が低くなってきた、

今まで届いていた棚が届かなくなったなど、

なんとなく変だなと感じたら要注意です!

 

すでに腰痛がある人はもちろんですが、

転ばぬ先の杖、

痛みがなくても、思い当たる点がある人は

つらい腰痛の対策として

独活寄生丸をご活用ください。

 

 

 

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