2026/03/06
増加傾向にある花粉皮膚炎
ここ数年で花粉が原因で起こる、お肌のかゆみ、赤み、腫れなどの炎症が増えています。
症状は花粉が付着しやすい顔や首に多く、皮膚が薄く敏感なまぶたや首の内側、刺激を受けやすい頬などに起こりやすい傾向にあります。また、ほとんどの場合、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を伴っています。
本来皮膚はバリア機能がしっかりと働くことで、外からの刺激物や異物(アレルギーの原因物質や細菌、ウイルス)の侵入を防ぎ、また、体内の水分が皮膚から失われることを防いでいます。
しかし、アレルギー反応を起こすような免疫バランスの乱れや強い乾燥環境などによって、皮膚のバリア機能が低下し、スギやヒノキなどの花粉が付着したことで、皮膚炎を起こしてしまうのです。
対策としては、スキンケアなどの外側からと漢方などを内服する内側からの対策があります。
スキンケアでは、まず化粧水などでしっかりと保湿し、クリームでお肌を守ることでお肌の土台を整えます。重要なのはあれこれお肌に良い成分がいる色は言っているものよりも、できるだけシンプルだけど浸透性がよく、抗炎症作用があるような化粧品がおすすめです。例えるなら、風邪を引いた時にガッツリたくさん食べるのではなく、お粥とか胃腸に負担の無いものを食べますよね。
しっかりとスキンケアでお肌の土台を整えながら、炎症が気になるところには、漢方薬の神仙太乙膏を塗って炎症を鎮めます。
内側からは、紫蘇、冬虫夏草、紅参を主とした漢方で、肺・脾・腎を補い弱った粘膜を強く整えていきます。こちらの漢方は、アレルギー体質の改善、予防、再発抑制の目的で開発され、Th2細胞の抑制、Th1/Th2のバランス調整、IL-4・IL-5の分泌抑制、ヒスタミンの放出抑制、サブスタンスPの放出抑制などの目的でおすすめしています。
また、炎症には漢方薬の荊防敗毒散の併用が役立ちます。祛風の働きがある荊防、防風を中心に清熱・排膿作用を持つ生薬で構成されています。かゆみ、腫れを除く効果があるので、主に湿疹、皮膚炎、急性化膿性皮膚炎の初期におすすめしています。
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